乗鞍岳を滑りました [スキー]
今季バックカントリースキーの滑り納めは乗鞍岳です。
ハクノリを最後にと思っていましたが、ゴンドラの運転は先週で終了ということで乗鞍岳に変更です。
乗鞍岳の山頂からこの大斜面を滑降しました。
古希を迎えた「カモシカ永井さん」、またもや快挙達成です。
山スキーをやるものならば、乗鞍岳滑降などは苦もないことかもしれませんが、私にとっては大きな大きな出来事で、また冥土の土産話ができたというものです。
15日（火）にＳｕｇｉさんから乗鞍岳誘われてはいましたが、どうも15日の予報は雨模様です。
Ｓｕｇｉさんからのありがたいお誘いをキャンセルしてしまい、申し訳なく思いながらも早朝4時半に自宅を出て乗鞍高原の三本滝目指しました。
今日は絶好の天気で真っ青な空の下に真っ白な乗鞍岳が光り輝いて、おいでおいでをしています。
こちらは林道途中から見る乗鞍岳です。
山麓の木々はまだ芽吹き前です。
自宅から約100キロ、2時間ほど一般道を走って6時半には三本滝につきました。
カモシカゲレンデには残雪があり、早朝ハイクアップをするスキーヤーが何人か見られます。
8時半発のバスに乗り位ヶ原山荘まで行きます。今日はバス4台150名くらいの入山者でしょうか。
松本電鉄のバスはとても親切で、入山心得・乗鞍岳の見どころなどをアナウンスしてくれ安心して乗ることができます。先日のツアーバスの事故を思い浮かべ、とてもうれしかったです。
位ヶ原山荘に入山届を提出して残雪の中に入ります。
（位ヶ原ハイクアップ開始９：２０）
大多数は山スキーヤー＆ボーダーですが中にはアイゼンをつけてピッケル持った登山者も見られます。位ヶ原の大雪原を思い思いにハイクアップしてゆきます。
位ヶ原も上部に来ると穂高連峰が姿を見せ始めます。
肩の小屋まで登りあげ、夏道沿いに朝日岳と蚕玉の鞍部を目指しました。
（肩の小屋１０：４０）
この辺りの斜面なら私でも十分滑降できそうで安心です。
蚕玉岳に登りつきました。剣が峰がすぐそこです。
8年ぶりの乗鞍岳山頂です。位ヶ原からは2時間半ほどのハイクアップでした。
（山頂到着１１：５０）
風邪もなく絶好の天気の下で昼食をとり、大展望を満喫しながらのの大休止です。
笠が岳から穂高岳方面です。
こちらは、大日岳の先に御嶽山です。
中央アルプスや南アルプスｈ峰面は少し霞がかかっていてカメラには写すほどではありませんでした。白山などはじめ今私の視野に入る数多の峰々を殆ど踏んでいることに、自分ながら感動の時間を過ごすことができたというものです。
40分ほど山頂ステイを楽しんだ後、滑降準備です。
（滑降開始１２：５０）
山頂からの滑降ルートは3ルートありますが、私は一番易しい斜面の広がる、蚕玉岳・朝日岳の斜面を選びました。雄叫びを上げて滑降する私にシール登行をするスキーヤーが足を止めて見てくれました。長い距離の連続滑降は出来ませんが、5回位ターンを決めては足を休めながらそして乗鞍岳を楽しみながらの大滑降です。気分は最高ですね。
斜面下部まで滑降し、トラバース気味にツアーコースに向かいます。
この斜面が山頂から直滑降するコースです。
斜面にはシュプールが千路に乱れています。
それぞれのスキーヤーの思いと雄叫びが聞こえてくるというものですね。
ツアーコースに入って樹間のコースをゆっくりと下ります。
2回ほどザックをおろし息を入れました。
一番の難所のカモシカゲレンデトップの急坂もなんとかスキーで滑り降りることができました。
そしてカモシカゲレンデトップに下ってきました。
ここからは残雪を拾いながら下りますが林道で阻まれて2回ほどスキーを外しました。
三本滝まで下ってきました。
（三本滝着１４：３０）
念願の乗鞍岳山スキーを滑り降りることができて大満足です。
8年前に登った乗鞍岳では、シール登高のスキーヤーのアリの行列を見て「自分には考えられないことだ」と思ったものですが、ついに私もその仲間に入ることができました。私にはもうそれほど長いスキー人生ではありません。これからも自分が滑ることができそうな山、そして山スキーの代表的なフィールドでバックカントリースキーを楽しもうと心に決めて乗鞍高原を後にしたのであります。
今私の頭にある滑ってみたい山は知床海別岳・鳥海山・月山湯殿山・至仏山・火打山・会津駒ヶ岳などです。
これにてカモシカ永井2012年バックカントリースキーは終了しました。
いよいよグリーンのお山を目指して、今週末から精力的な活動開始です。
ハクノリを最後にと思っていましたが、ゴンドラの運転は先週で終了ということで乗鞍岳に変更です。
乗鞍岳の山頂からこの大斜面を滑降しました。
古希を迎えた「カモシカ永井さん」、またもや快挙達成です。
山スキーをやるものならば、乗鞍岳滑降などは苦もないことかもしれませんが、私にとっては大きな大きな出来事で、また冥土の土産話ができたというものです。
15日（火）にＳｕｇｉさんから乗鞍岳誘われてはいましたが、どうも15日の予報は雨模様です。
Ｓｕｇｉさんからのありがたいお誘いをキャンセルしてしまい、申し訳なく思いながらも早朝4時半に自宅を出て乗鞍高原の三本滝目指しました。
今日は絶好の天気で真っ青な空の下に真っ白な乗鞍岳が光り輝いて、おいでおいでをしています。
こちらは林道途中から見る乗鞍岳です。
山麓の木々はまだ芽吹き前です。
自宅から約100キロ、2時間ほど一般道を走って6時半には三本滝につきました。
カモシカゲレンデには残雪があり、早朝ハイクアップをするスキーヤーが何人か見られます。
8時半発のバスに乗り位ヶ原山荘まで行きます。今日はバス4台150名くらいの入山者でしょうか。
松本電鉄のバスはとても親切で、入山心得・乗鞍岳の見どころなどをアナウンスしてくれ安心して乗ることができます。先日のツアーバスの事故を思い浮かべ、とてもうれしかったです。
位ヶ原山荘に入山届を提出して残雪の中に入ります。
（位ヶ原ハイクアップ開始９：２０）
大多数は山スキーヤー＆ボーダーですが中にはアイゼンをつけてピッケル持った登山者も見られます。位ヶ原の大雪原を思い思いにハイクアップしてゆきます。
位ヶ原も上部に来ると穂高連峰が姿を見せ始めます。
肩の小屋まで登りあげ、夏道沿いに朝日岳と蚕玉の鞍部を目指しました。
（肩の小屋１０：４０）
この辺りの斜面なら私でも十分滑降できそうで安心です。
蚕玉岳に登りつきました。剣が峰がすぐそこです。
8年ぶりの乗鞍岳山頂です。位ヶ原からは2時間半ほどのハイクアップでした。
（山頂到着１１：５０）
風邪もなく絶好の天気の下で昼食をとり、大展望を満喫しながらのの大休止です。
笠が岳から穂高岳方面です。
こちらは、大日岳の先に御嶽山です。
中央アルプスや南アルプスｈ峰面は少し霞がかかっていてカメラには写すほどではありませんでした。白山などはじめ今私の視野に入る数多の峰々を殆ど踏んでいることに、自分ながら感動の時間を過ごすことができたというものです。
40分ほど山頂ステイを楽しんだ後、滑降準備です。
（滑降開始１２：５０）
山頂からの滑降ルートは3ルートありますが、私は一番易しい斜面の広がる、蚕玉岳・朝日岳の斜面を選びました。雄叫びを上げて滑降する私にシール登行をするスキーヤーが足を止めて見てくれました。長い距離の連続滑降は出来ませんが、5回位ターンを決めては足を休めながらそして乗鞍岳を楽しみながらの大滑降です。気分は最高ですね。
斜面下部まで滑降し、トラバース気味にツアーコースに向かいます。
この斜面が山頂から直滑降するコースです。
斜面にはシュプールが千路に乱れています。
それぞれのスキーヤーの思いと雄叫びが聞こえてくるというものですね。
ツアーコースに入って樹間のコースをゆっくりと下ります。
2回ほどザックをおろし息を入れました。
一番の難所のカモシカゲレンデトップの急坂もなんとかスキーで滑り降りることができました。
そしてカモシカゲレンデトップに下ってきました。
ここからは残雪を拾いながら下りますが林道で阻まれて2回ほどスキーを外しました。
三本滝まで下ってきました。
（三本滝着１４：３０）
念願の乗鞍岳山スキーを滑り降りることができて大満足です。
8年前に登った乗鞍岳では、シール登高のスキーヤーのアリの行列を見て「自分には考えられないことだ」と思ったものですが、ついに私もその仲間に入ることができました。私にはもうそれほど長いスキー人生ではありません。これからも自分が滑ることができそうな山、そして山スキーの代表的なフィールドでバックカントリースキーを楽しもうと心に決めて乗鞍高原を後にしたのであります。
今私の頭にある滑ってみたい山は知床海別岳・鳥海山・月山湯殿山・至仏山・火打山・会津駒ヶ岳などです。
これにてカモシカ永井2012年バックカントリースキーは終了しました。
いよいよグリーンのお山を目指して、今週末から精力的な活動開始です。
乗鞍岳単独山スキー制覇おめでとうございます♪
初めてから数年で此処まで行けちゃうのですから凄いです！
候補に挙げられた残りのメジャー山域、是非ご一緒しましょう。
by こば (2012-05-14 12:49)
こばさん
早速のコメントありがとうございます。
乗鞍岳は2004年の残雪期に大日岳の山頂を目指した時以来です。
登頂報告をホームページの掲示板に書き込んだら、昨年亡くなったボリさんから、「スキーで乗鞍岳山頂に登り、大日岳山頂に立つ永井さんを見たよもっともその時は永井さんだとは分かりませんでした。」という書き込みがありました。何だかそんなことも思い出しながら少し感傷的な乗鞍岳でもありました。あの山スキーの達人やこばさん達の遊ぶ領域に立てたことは私にとっては勲章ものです。華麗・優雅とはほど遠い滑降でしたが転倒することもなく乗鞍岳山頂を滑ることができたのも本当にうれしかったです。
これも5年前にこばさんからいただいたスキーブーツを有効に使わせてもらおうと一念発起してコストパフォーマンスも考えながら始めたバックカントリーのおかげです。
お誘いいただいたり、ご指導いただいたこばさんはじめ皆さんに感謝の気持ちでいっぱいですよ。決して自分一人でなんて思っていません。
by kamoshikanagai (2012-05-14 15:46)
おや！乗鞍だったんですね。
ご一緒出来なくて残念でしたが、単独で達成おめでとう。
これで、もう私が連れていく場所はなくなりました。
来季は登り坂のカモちゃんに下り坂のたかちゃんを引っ張って貰います。
by たかちゃん (2012-05-15 09:39)
たかちゃん
ハクノリは先週で春山ゴンドラリフトの運転は終了でした。
まあ来年に楽しみを残したというものですね。
乗鞍岳はこの時期の日曜日ですから、ほかのスキーヤーの後を追えば間違いなく三本滝に下ってこれるだろうと思い決行しました。
快晴の乗鞍岳を滑ることができたので今季の山スキーは心置きなく終了することができました。また来年シルバー隊として各地の山に出没しましょう。
元姫さんとグリーンのお山もご一緒できると嬉しいです。
よろしくお伝えください。
by kamoshikanagai (2012-05-15 15:02)
天気に恵まれ最高の乗鞍でしたね。
自分は来週にスライドです。
いつも風が強い事が多い乗鞍の稜線なのに穏やかだったようで、永井さんが来るのを歓迎してくれたのかも知れませんね（笑）
↑のBORIさん、自分もよくHPは拝見させて頂いていまして、山田峠や乗鞍に行けばお会いできるかと、密かに通っていたのですが、昨年知人から訃報を聞き、残念に思っていました。永井さんが来るのを歓迎していたのはBORIさんだったのかも。
by Sugi (2012-05-16 17:03)
Sugiさん
ありがとうございます。
Sugiさんのお誘いを断ってしまい心苦しかったですよ。
でも15日は本当に荒れた天気でしたね。
来週乗鞍岳楽しんできてください。
いろいろなところで接点がありますね。ボリさんも喜んでくれていることでしょう。
来季以降は↑のこばさんもフリーになるようですのでSugiさんとご一緒できることと思います。
火打山はじめ乙妻山などを豪快に滑れるとよいですね。
今季は本当にありがとうございました。夏山もどこかでご一緒できることを楽しみにしています。
by kamoshikanagai (2012-05-16 19:29)
カモシカ永井さん、こんばんは。
素晴らしいお天気。そして素晴らしい滑走で今シーズンの板納めができましたね。
私はというと・・・未だ所在無げに板が玄関に置いたまま。ＧＷのＢＣが素晴らしかっただけに、この良い雰囲気のまま終わらせたいような、でも最後に一滑りしたいような。。。
乗鞍は気持ちの良いザラメの斜面が広がっていたでしょうか。
今シーズンはいろいろ誘っていただき、ありがとうございました。グリーンシーズンの山もどこかご一緒できたら、と思います。
by rommy (2012-05-16 20:43)
ｒｏｍｍｙさん
乗鞍岳は私でも快適に滑ることができるザラメの大斜面でした。
「今季の滑り納めはｒｏｍｍｙさんと3人で乗鞍岳を・・・」と云うのが、たかちゃんと二人の約束でした。お互いお忙しい身なので願いが叶わなくて本当に残念です。
明日から2週間ほど遠出してきますので、今季はもうｒｏｍｍｙさんとの山スキーは無理と思います。今季も何回もご一緒していただき楽しい思い出がたくさん残っています。本当にありがとうございました。
夏山もぜひどこかご一緒しましょう。6月には連絡できると思います。今年は上田のアコンの先輩を紹介できますよ。楽しみにお待ちください。
by kamoshikanagai (2012-05-17 06:17)
ウヒャー
素晴らしすぎる。
by 山子路爺 (2012-05-19 23:56)
山子路爺さん
返信コメント遅れました。
今からでも遅くはありません。この感動を味わっていただきたく思います。
by kamoshikanagai (2012-06-01 22:41)