白馬乗鞍岳を滑降しました [スキー]
昨年の乗鞍岳に続いて、今年も目標の一つである念願の北アルプス白馬乗鞍岳の大斜面を滑降することが出来ました。
天狗原に滑り降りて感動のハクノリ大斜面を振り返ます。
前日、ハクノリを目指して栂池高原ゴンドラ乗り場まで来ましたが、あいにくの強風によりゴンドラ運転が休止になり、せっかくの意気込みが挫けてしまいました。
今日は天気も良く、ゴンドラ運転も問題なさそうなので、モチベーションが上がっている間に念願のハクノリを滑ろうとにと思い、こばさんをお誘いしての再挑戦です。
栂池ゴンドラは定時8:30に運転となり、ロープウエイを乗り継いで栂池自然園まで来ました。
天気は上々、白馬三山も輝く中まずは天狗原目指します。
ハイクアップ途中で白馬岳方面が曇りはじめ、少し天気怪しくなってきました。
午後からは天気崩れる予報でしたが山中にいる間は崩れませんでした。
天狗原で一息入れます。
朝、ゴンドラ乗り場でこばさんお知り合いの上田市の松〇さんとお会いして、急遽3人パーテイを組みました。
当初は私の力では精一杯のハクノリ大斜面を滑降だけの予定でしたが、山スキーのガイドもするという松〇さん、明日引率予定コース下見の親沢~若栗の頭~白馬乗鞍スキー場への滑降にコース変更です。競技スキー歴もあるエキスパートの松〇さんとこばさんの好アシストが期待できそうで、私も少しも心配はありませんでした。
更にハクノリ山頂まで付かず離れずにハイクアップして登りついた、大町市の〇山さんが合流し、4人で今日の滑降を楽しむことにになりました。
〇山さんも太板で、バックカントリースキーの大ベテランの雰囲気が漂います。
クラスト気味の大斜面で2度ほどスリップして滑落に肝を冷やしましたが、なんとか山頂台地まで登りあげました。
山頂台地は風が強くケルンまでのハイクアップは諦め、三角点付近の岩場で滑降準備です。
ハクノリから先、今日の滑降コースの親沢から若栗の頭方面を見下ろします。
後方は頸城山塊の山々です。
こばさんが大斜面の中、易しいコース取りをして私を導いてくれます。
それ程の恐怖感はありませんでしたが、矢張り緊張感で足がすくみました。
2回ほど転倒しましたが、滑落することもなく下で待つメンバーの下に滑降できて肩で息をします。
滑降した大斜面に自分のトレースを見て大感激です。
天狗原を滑って親沢源頭でハクノリ方面を振り返ります。
「いつまでもここに来れる体力気力を持ち続けたいもの」と心に誓ったものです。
天狗原を滑り親沢の源頭に来ました。
沢筋には柔らかな滑りやすい雪が残っていて、私も快適に滑降できそうです。
一滑りしてランチ休憩です。
親沢の滑り始めの地点を見上げます。
新雪がストップスノーになるところもありましたが、松〇さんのワンポイントアドバイスなどを受け、ゆっくりながらもターンを決めて快適滑降が続きます。
約30分ほどの快適滑降を追えて親沢コース終点に到着です。
裏ヒヨ尾根をスノーボードで滑ってきた外人さんが、スノーシューつけて若栗の頭を目指して登ってゆくところでした。ここからシールを付けてスキー組もハイクアップです。
約1時間ほどのハイクアップで若栗の頭に到着しました。
ふりかえると滑降してきた親沢が一望できます。こうしてみると結構な標高差です。
左側がヒヨドリ尾根です。
若栗の頭でシールを外し滑降準備です。
今日ご一緒したバックカントリー野郎とオジサンです。まさに山の猛者です。
樹林帯の急斜面を滑降し沢に下りてから少し下ると、昨年ビビりまくりながら滑り降りた山の神尾根コースと合流しました。昨年ここにたどり着いたときは心臓バクバクで乳酸たまりまくって立っているのもつらいほどの疲労感がありましたが、今年は山の神尾根コースよりは体力消耗のある親沢コースを余裕で滑ってこられて「バックカントリースキーも少しは上達したのかな」と云う思いがしたものです。
合流地点からは白馬乗鞍スキー場上部の砂防堰堤まではわずかな距離です。
こばさんが偵察したところ、水流が変わっていて、堰堤をくぐって右岸側に渡るのは少々難ありのようです。松〇さんが樹林帯を徘徊しルートファインディングしてくれました。そして左岸側を樹林帯の中に入って20mほどの丘を越えると白馬乗鞍スキー場に出ることが出来ました。
雪がゲレンデボトムまでつながっているか気が揉めるところでしたが、一カ所林道を横切る時だけスキーを脱ぎあとは何とか白馬乗鞍スキー場の・・・・に滑り込むことが出来ました。
子の残雪も何日も持ちそうもありません。
昨年に比して如何に雪解けが早かったかを実感させられました。
今日の山スキーはこれで終わりではありません。
スキーを脱ぎザックに括り付けて、栂池高原ゴンドラ駅までの2キロほどの辛い舗装道路歩きが待っていました。とてもかなわぬメンバー皆さんの脚力でしたが、私も一生懸命に歩いて30分ほどで栂池高原のゴンドラ駅に到着しました。
スキーウェアーを脱ぎさっぱりした支度で同行の皆さんとお別れです。
またどこかの山でお会いすることもあるでしょう。
松山さん・丸山さんありがとうございました。
こばさんと二人「倉下の湯」に入って、汗と疲れを落としたあと、日が暮れたオリンピック道路をゆっくりと走って帰宅しました。
念願のハクノリ大斜面滑降と親沢~若栗の頭~白馬乗鞍スキー場と云うバリエーションルートの滑降を楽しめて「今回もまた一皮むけたかな~」と云う満足感に満ち溢れてで帰宅したことは言うまでもありません。
こばさんありがとうございました。
天狗原に滑り降りて感動のハクノリ大斜面を振り返ます。
前日、ハクノリを目指して栂池高原ゴンドラ乗り場まで来ましたが、あいにくの強風によりゴンドラ運転が休止になり、せっかくの意気込みが挫けてしまいました。
今日は天気も良く、ゴンドラ運転も問題なさそうなので、モチベーションが上がっている間に念願のハクノリを滑ろうとにと思い、こばさんをお誘いしての再挑戦です。
栂池ゴンドラは定時8:30に運転となり、ロープウエイを乗り継いで栂池自然園まで来ました。
天気は上々、白馬三山も輝く中まずは天狗原目指します。
ハイクアップ途中で白馬岳方面が曇りはじめ、少し天気怪しくなってきました。
午後からは天気崩れる予報でしたが山中にいる間は崩れませんでした。
天狗原で一息入れます。
朝、ゴンドラ乗り場でこばさんお知り合いの上田市の松〇さんとお会いして、急遽3人パーテイを組みました。
当初は私の力では精一杯のハクノリ大斜面を滑降だけの予定でしたが、山スキーのガイドもするという松〇さん、明日引率予定コース下見の親沢~若栗の頭~白馬乗鞍スキー場への滑降にコース変更です。競技スキー歴もあるエキスパートの松〇さんとこばさんの好アシストが期待できそうで、私も少しも心配はありませんでした。
更にハクノリ山頂まで付かず離れずにハイクアップして登りついた、大町市の〇山さんが合流し、4人で今日の滑降を楽しむことにになりました。
〇山さんも太板で、バックカントリースキーの大ベテランの雰囲気が漂います。
クラスト気味の大斜面で2度ほどスリップして滑落に肝を冷やしましたが、なんとか山頂台地まで登りあげました。
山頂台地は風が強くケルンまでのハイクアップは諦め、三角点付近の岩場で滑降準備です。
ハクノリから先、今日の滑降コースの親沢から若栗の頭方面を見下ろします。
後方は頸城山塊の山々です。
こばさんが大斜面の中、易しいコース取りをして私を導いてくれます。
それ程の恐怖感はありませんでしたが、矢張り緊張感で足がすくみました。
2回ほど転倒しましたが、滑落することもなく下で待つメンバーの下に滑降できて肩で息をします。
滑降した大斜面に自分のトレースを見て大感激です。
天狗原を滑って親沢源頭でハクノリ方面を振り返ります。
「いつまでもここに来れる体力気力を持ち続けたいもの」と心に誓ったものです。
天狗原を滑り親沢の源頭に来ました。
沢筋には柔らかな滑りやすい雪が残っていて、私も快適に滑降できそうです。
一滑りしてランチ休憩です。
親沢の滑り始めの地点を見上げます。
新雪がストップスノーになるところもありましたが、松〇さんのワンポイントアドバイスなどを受け、ゆっくりながらもターンを決めて快適滑降が続きます。
約30分ほどの快適滑降を追えて親沢コース終点に到着です。
裏ヒヨ尾根をスノーボードで滑ってきた外人さんが、スノーシューつけて若栗の頭を目指して登ってゆくところでした。ここからシールを付けてスキー組もハイクアップです。
約1時間ほどのハイクアップで若栗の頭に到着しました。
ふりかえると滑降してきた親沢が一望できます。こうしてみると結構な標高差です。
左側がヒヨドリ尾根です。
若栗の頭でシールを外し滑降準備です。
今日ご一緒したバックカントリー野郎とオジサンです。まさに山の猛者です。
樹林帯の急斜面を滑降し沢に下りてから少し下ると、昨年ビビりまくりながら滑り降りた山の神尾根コースと合流しました。昨年ここにたどり着いたときは心臓バクバクで乳酸たまりまくって立っているのもつらいほどの疲労感がありましたが、今年は山の神尾根コースよりは体力消耗のある親沢コースを余裕で滑ってこられて「バックカントリースキーも少しは上達したのかな」と云う思いがしたものです。
合流地点からは白馬乗鞍スキー場上部の砂防堰堤まではわずかな距離です。
こばさんが偵察したところ、水流が変わっていて、堰堤をくぐって右岸側に渡るのは少々難ありのようです。松〇さんが樹林帯を徘徊しルートファインディングしてくれました。そして左岸側を樹林帯の中に入って20mほどの丘を越えると白馬乗鞍スキー場に出ることが出来ました。
雪がゲレンデボトムまでつながっているか気が揉めるところでしたが、一カ所林道を横切る時だけスキーを脱ぎあとは何とか白馬乗鞍スキー場の・・・・に滑り込むことが出来ました。
子の残雪も何日も持ちそうもありません。
昨年に比して如何に雪解けが早かったかを実感させられました。
今日の山スキーはこれで終わりではありません。
スキーを脱ぎザックに括り付けて、栂池高原ゴンドラ駅までの2キロほどの辛い舗装道路歩きが待っていました。とてもかなわぬメンバー皆さんの脚力でしたが、私も一生懸命に歩いて30分ほどで栂池高原のゴンドラ駅に到着しました。
スキーウェアーを脱ぎさっぱりした支度で同行の皆さんとお別れです。
またどこかの山でお会いすることもあるでしょう。
松山さん・丸山さんありがとうございました。
こばさんと二人「倉下の湯」に入って、汗と疲れを落としたあと、日が暮れたオリンピック道路をゆっくりと走って帰宅しました。
念願のハクノリ大斜面滑降と親沢~若栗の頭~白馬乗鞍スキー場と云うバリエーションルートの滑降を楽しめて「今回もまた一皮むけたかな~」と云う満足感に満ち溢れてで帰宅したことは言うまでもありません。
こばさんありがとうございました。
昨日はお疲れ様でした。
念願が一つ叶って良かったですね。
Nagaiさんの情熱が次なる目標を確実に引き寄せているんだと思います。
これからもよろしくお願いします。
by こば (2013-04-10 11:47)
こばさん
ありがとうございました。
おかげで私のバックカントリースキーのフィールドがどんどんと広がってゆきます。
皆さんのアドバイスをしっかりと吸収して、いつかは「すごいバックカントリー爺さんだな~」と云われるほど上達したいものですね。
「あっnagaiさん、もうそんなに時間はないですよ」なんて言われるかな~。まあ気持ちだけは持ち続けます。
by kamoshikanagai (2013-04-10 14:48)
うらやましいですー!
来週末なら駆けつけるんですが、、
ああ、今シーズンの雪解けの早さが恨めしい(涙
by Chika (2013-04-10 22:02)
日々進化なさっておられるようにみえるカモシカ永井さんに脱帽です。
by 臆崖道 (2013-04-11 00:11)
素晴らしい天気で良かったですね。
このコースまだ行ってません(羨ましいで~す)
今季は素晴らしい進化をしましたね。
nagaiさんにはジーじと言う言葉は似合いませんね。
私はついに我が家で「たかジーじ」と呼ばれてます。
最後の乗鞍は一緒にラストランしたいですね。
by たかちゃん (2013-04-11 09:56)
Chikaさん
ありがとうございます。今年は3月に入ってから異常ともいえる暖かな陽気が続きました。
そして山にもほとんど降雪がなかったので、雪解けが早いのは致し方ないですね。
でもまだ北アルプスや乗鞍岳にはたっぷり雪が残っています。しかし北アルプスを滑るにはそれなりの技量が無くてはですね。来週にもおさらいに鍋倉山で一滑りなんて言うのもよさそうですよ。
by kamoshikanagai (2013-04-11 10:14)
臆崖道さん
ありがとうございます。
私などに脱帽しないで臆崖道さんも脱皮してみては如何ですか。
まだまだ時間も体力も限りなく可能性を秘めている臆崖道さんです。
冬の楽しみそして行動範囲が格段に広がります。
by kamoshikanagai (2013-04-11 10:30)
たかちゃん
ありがとうございます。
たかちゃんがいればさらに楽しみが倍増したと思います。
来季はまたこばさんの声かけて連れて行ってもらいましょう。
なかなか時間が取れ無いようで残念ですが、いつでもお付き合いできますので時間が取れたら連絡ください。
乗鞍岳も位ヶ原までのバス便が始まったら、三本滝まで雪が残っている間に出かけたいですね。乗鞍岳の大斜面とツアーコースを滑降できると素晴らしいです。
お孫さんにジージと親しく呼ばれるのは嬉しいものでしょうね。
私は死ぬまでジジイで終わりそうです。(泣)
by kamoshikanagai (2013-04-11 10:36)
凄いなぁ~~~。
私ゃ、ゲレンデだけにしておこう。なんてね。
by 山子路爺 (2013-04-11 18:11)
山子路爺さん
山スキーは始めたらやめられませんね。
私は地元の利があるものですから、これからも楽しめそうです。
by kamoshikanagai (2013-04-11 20:12)