湯殿山は偵察山行です [スキー]
出羽三山の一つ湯殿山は登山道がなく、山頂に立つには残雪期を狙うしかありません。
私が山スキーを始めた動機も、こうした残雪期にしか登れない山頂に立つためでもあります。山スキーを始めて5年、私もザラメ雪に変わればなんとか山頂からの滑降ができるまでになりました。
ネットで湯殿山を検索すると、この時期月山スキー場からそして石跳川からのスキー・スノボー・スノーシューなどによる登山記録が多く報告されています。
「スキー登山は単独行動は慎まなければ」という思いはありますが、「何とか先行者のトレースを追えば・・・」と云う思いから月山スキー場まで来ました。
山麓の弓張平から見る湯殿山(左)と月山の前衛峰です。(姥ヶ岳・月山は右奥です)
GWに入ってもまだまだ残雪たっぷりですね。
3日前の4月26日、オープンして間もない月山スキー場まで来ましたが、到着直後に生憎の雨降りとなって諦めた湯殿山登山(滑降)です。
今日は天気も最高絶好の山スキー&登山日和です。
志津の旅館でトイレを済ませ、入山口のネイチャーセンターに来ました。
ネイチャーセンターは5月1日のOpenで、まだ入り口の鍵は締っていますが、駐車場は除雪が終わり5台ほどの先行者の車が止まっていました。
スキーの支度をしている柏ナンバーの横に車を停めて私も急いでスキーの支度です。
支度している間に続々と後続のスキーヤー・スノーボーダー駆けつけて、「今日は誰かの後ろをついてゆけば山頂に問題なく届く」という思いです。
ゆっくり支度して先行者を待ったのですが、結局私が先陣を切る羽目になってしまいました。
柏ナンバーの二人組は10分も前に出かけていました。
入山口になるネイチャーセンター前で大勢が入山準備中です。
入山口~石跳川沿いに続くルートです。
石跳川沿いにしっかりとしたトレースが残っています。何の疑いもなく快調にハイクアップです。
段々と湯殿山が近づいてきます。
(湯殿山直登ルートは石跳川が雪に埋もれているところから左の台地に上がる)
癒しのブナ林で一息つきながら後続を待ちました。
目の前にいたボーダー2人が左の樹林帯を駆け上がって行くのが見えましたが、私はそのまま石跳川沿いを進んでしまいました。
いつまで待っても後続は現れず少々心細くなり、雪面に腰を下ろして大休止です。
(入山口からは1時間以上は前進していて、追ってきたトレースは湯殿山の反対側に延びていた)
昼食用に持ってきた柏餅を食べながら、湯殿山の東面を見上げると大きなデブリ跡が随所にみられ、雪割れカ所も見え、東面はとても滑降できそうもありません。そして湯殿山を目指してハイクアップしているスキーヤーやボーダーも見えません。
5人ほどのテレマーカーが石跳川の上流から緩く下ってきましたが、そのままネイチャーセンターに滑降してゆきました。
この時湯殿山へのコース取りを間違えたことを自覚しました。
(先ほどのボーダーの後を追えばよかったようです)
「湯殿山山スキーは今日はここまで」と諦めて登ってきた石跳川沿いを一気に滑り降りました。
ネイチャーセンターに戻ると、朝早くから行動し、湯殿山を滑ってきた新潟の男性から<登頂ルートとこの時期に滑降するコース>を教えていただき地団太踏みました。
十分私でも山頂に立ち滑降できるコースのようでした。
今日は偵察山行と諦め「生きているうちにまた来よう」と思っています。(負け惜しみ)
今回の東北山行は向白神岳・湯殿山と二つも空振りに終わって「2013年 カモシカ永井の登山」は先行き怪しいものとなりましたが、これをよい薬にして体調を整え事前計画をしっかりと立て、立て直そうと思っています。
私が山スキーを始めた動機も、こうした残雪期にしか登れない山頂に立つためでもあります。山スキーを始めて5年、私もザラメ雪に変わればなんとか山頂からの滑降ができるまでになりました。
ネットで湯殿山を検索すると、この時期月山スキー場からそして石跳川からのスキー・スノボー・スノーシューなどによる登山記録が多く報告されています。
「スキー登山は単独行動は慎まなければ」という思いはありますが、「何とか先行者のトレースを追えば・・・」と云う思いから月山スキー場まで来ました。
山麓の弓張平から見る湯殿山(左)と月山の前衛峰です。(姥ヶ岳・月山は右奥です)
GWに入ってもまだまだ残雪たっぷりですね。
3日前の4月26日、オープンして間もない月山スキー場まで来ましたが、到着直後に生憎の雨降りとなって諦めた湯殿山登山(滑降)です。
今日は天気も最高絶好の山スキー&登山日和です。
志津の旅館でトイレを済ませ、入山口のネイチャーセンターに来ました。
ネイチャーセンターは5月1日のOpenで、まだ入り口の鍵は締っていますが、駐車場は除雪が終わり5台ほどの先行者の車が止まっていました。
スキーの支度をしている柏ナンバーの横に車を停めて私も急いでスキーの支度です。
支度している間に続々と後続のスキーヤー・スノーボーダー駆けつけて、「今日は誰かの後ろをついてゆけば山頂に問題なく届く」という思いです。
ゆっくり支度して先行者を待ったのですが、結局私が先陣を切る羽目になってしまいました。
柏ナンバーの二人組は10分も前に出かけていました。
入山口になるネイチャーセンター前で大勢が入山準備中です。
入山口~石跳川沿いに続くルートです。
石跳川沿いにしっかりとしたトレースが残っています。何の疑いもなく快調にハイクアップです。
段々と湯殿山が近づいてきます。
(湯殿山直登ルートは石跳川が雪に埋もれているところから左の台地に上がる)
癒しのブナ林で一息つきながら後続を待ちました。
目の前にいたボーダー2人が左の樹林帯を駆け上がって行くのが見えましたが、私はそのまま石跳川沿いを進んでしまいました。
いつまで待っても後続は現れず少々心細くなり、雪面に腰を下ろして大休止です。
(入山口からは1時間以上は前進していて、追ってきたトレースは湯殿山の反対側に延びていた)
昼食用に持ってきた柏餅を食べながら、湯殿山の東面を見上げると大きなデブリ跡が随所にみられ、雪割れカ所も見え、東面はとても滑降できそうもありません。そして湯殿山を目指してハイクアップしているスキーヤーやボーダーも見えません。
5人ほどのテレマーカーが石跳川の上流から緩く下ってきましたが、そのままネイチャーセンターに滑降してゆきました。
この時湯殿山へのコース取りを間違えたことを自覚しました。
(先ほどのボーダーの後を追えばよかったようです)
「湯殿山山スキーは今日はここまで」と諦めて登ってきた石跳川沿いを一気に滑り降りました。
ネイチャーセンターに戻ると、朝早くから行動し、湯殿山を滑ってきた新潟の男性から<登頂ルートとこの時期に滑降するコース>を教えていただき地団太踏みました。
十分私でも山頂に立ち滑降できるコースのようでした。
今日は偵察山行と諦め「生きているうちにまた来よう」と思っています。(負け惜しみ)
今回の東北山行は向白神岳・湯殿山と二つも空振りに終わって「2013年 カモシカ永井の登山」は先行き怪しいものとなりましたが、これをよい薬にして体調を整え事前計画をしっかりと立て、立て直そうと思っています。
2013-05-01 11:25
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コメント(2)
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偵察山行お疲れ様でした。
きっと次回に役立つでしょう!
by こば (2013-05-01 17:59)
こばさん
逃した魚は大きいですね。
ネイチャーセンターで新潟のスキーヤーから「今からでも行ってきたら」と勧められましたが、すでに11時過ぎていてテンションも下がっていました。それと前日の白神岳登山の疲労もあって、断念するのは早かったです。
「元気で生きていれば、またいつかチャンスはあるでしょう」と云うか、絶対に出かけますよ。その時はご一緒したいですね。大手を振ってご案内できます。(笑)
by kamoshikanagai (2013-05-02 09:21)